ネット広告について調べると必ず出てくるほどに広く使われている広告手段です。でも、「じゃあリスティング広告って何?」と改めて聞かれるとよくわからない・・・という人は意外と多いかもしれません。この記事を読むとリスティングの基礎がすぐに理解できます。

リスティング広告とは?

 Googleなどの検索エンジンでユーザがある言葉を検索したとき、そのキーワードに連動して表示されるものです。

 例えば「ソファー おすすめ」と検索すると、それに関連して下のように広告が出てきます。


この赤枠で囲った部分が、検索キーワードに関連したリスティング広告です。


ターゲット層

 商品やサービスに興味・関心を持っている、または持つ可能性の高いユーザ層(顕在層とも呼ぶ)に向いています。

 

料金システム

①広告を表示させるには:入札形式

 広告を表示させるためには、最低入札価格以上での入札が必要になります。
 最低入札価格は1円から9999円まで料金には幅がありますが、広告の品質やキーワードにどの程度一致するか(部分一致や完全一致など)、入札者数などによって変動します。
 
 
 重要なのは、広告主は最低価格以上で自由に入札ができるために、入札価格が広告掲載順位に大きく影響するということです!
 掲載順位は、「入札価格」×「広告の品質(クリック率など)」で決まります。これを一般に「広告ランク」と呼びますが、このランクが高いほど上に表示されます。
 先ほどの画像ではこのような順位です。

 検索数の多いキーワードほど最低入札価格が高くなる傾向があるので、入札の際は広告ランクも踏まえてキーワードを決めましょう。

②広告掲載後は:クリック課金制

 広告を表示しただけでは課金されず、それがクリックされることで初めて料金が発生する料金システムです。PPC(Pay Per Click)とも呼ばれます。
 クリック1回あたりの料金は、広告主が設定した入札価格と広告の品質により決まります。
 そして【クリック1回当たりの料金 × クリック回数】が実際に課金される金額です。

メリット

①商品やサービスを利用する可能性の高いユーザを狙うことができる

②低価格から始められ、入札価格や掲載位置を自由にコントロールできる

 キーワードや検索条件によっては100円未満から始められることも多く、出稿に時間があまりかからないので、ネット広告を初めて掲載する場合にも向いている広告手段と言えます。
 また、掲載順位を上げたいという場合は高く入札することで実現が可能となります。

③データを分析することでサイトの改善ができる

 リスティング広告を運用する際は、アクセス解析ツールを併用するのがおすすめです。
 広告が表示された回数、クリックされた回数などのデータをアクセス解析ツールを用いて分析することができます。それによって目標達成(たとえばサイトを訪れたユーザのうち商品を購入したユーザの割合を増やす)に向けて、より効率的な運用ができます。
 
おすすめのアクセス解析ツールとしては、

Google Analytics

 多くの機能が無料で使えるメジャーなツールです。Googleアカウントがあれば簡単に始められます。

画像は見えづらいですが、最初に設定を行うとそのサイトについて訪問者数の推移や、どこから流入したユーザが多いのか(例えば検索エンジンやリスティング広告など)、といった
様々な情報を分析してくれます。


ウェブ解析のAIアナリスト

 Google Analytics と連携して、人工知能がデータ解析から分かりやすい改善案の提案までを自動で行ってくれます。「分析の仕方がそもそも分からない」「結果は出たけどどう生かせばいいの?」という方にぴったりのツールです。


 この場合は、「(ドメイン)/faq.html」というページを入り口として訪問するユーザに「サービスの強み」をもっと伝えましょう、という課題です。
 GoogleAnalyticsで分析されたデータのうち、サイトの目標達成により効果のある解決案を自動的に提案してくれます。こちらも無料で使える機能が多く、必要に応じて有料機能を追加することができるので、ウェブ解析の初心者の方に特におすすめします。

デメリット

①ターゲット層に限界がある

 興味関心の高いユーザを狙えるということを裏返すと、商品にまだ興味を持っていないその他大勢のユーザを取り込むのは難しいといえます。
 しかし、バナー広告や動画広告などと並行して利用することで解決できます。

②定期的な管理が必須

 効果的なキーワードの選定、魅力ある広告文、タイトルの考案といった手続きや効果測定を定期的にやる必要があります。初心者の方にとっては少し複雑な作業かもしれません。
 しかし効果測定の面に関しては上に紹介したアクセス解析ツールを用いることで効率化できます。

まとめ

リスティング広告は、
①始めやすさ
②商品やサービスの利用に直結するユーザの取り込み
③データ解析による効率的な運用
という面で、ネット広告初心者から熟達者まで幅広くの方に有効な広告手段です。